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Type · Porters
Baltic-Style Porter
下面発酵で仕上げる濃色
18世紀、英国からバルト海沿岸へ輸出された、のちにスタウトと呼ばれることになる強いポーター系のビールが人気を博し、現地の下面発酵酵母を使って再現されるようになった系統である。当時はポーターとスタウトの呼び分けがまだ定まっておらず、輸出されたのはその両方を含む未分化な強い黒ビールだった。同じ濃色のエールが軸のブラウン・ポーターやロバスト・ポーターとは異なり、ラガー酵母によって低温でじっくり発酵させるところに最大の違いがある。麦芽由来の香ばしさや黒糖・ドライフルーツを思わせる甘みは残しつつ、上面発酵特有のフルーティーな香りは控えられ、輪郭のはっきりした飲み口に仕上がりやすい。度数はしっかり高めに造られることが多く、長い輸送に耐える濃色ビールとして発展してきた経緯を持つ。焙煎の強弱よりも、酵母と発酵の温度域がこの系統を隣のポーターと分ける軸になっている。
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